11月26日
みなさん、連休はいかがお過ごしでしたか?
私は大阪市立美術館で開催されている「BIOMBO 屏風 日本の美」を鑑賞してきました。
「BIOMBO」とは「屏風」のことで、スペインやポルトガルでは「びょうぶ」がなまって「ビオンボ」と呼ばれているそうです。
今までの私の屏風に対する知識は、空間を仕切る役目や、風を防ぐ建具として発達したもので、特に興味を引くものではありませんでした。
しかし、今回の展覧会を鑑賞するうちに、この認識はくつがえされ、屏風絵の魅力に感動しました!
大胆な構図や繊細な描写、金箔の上に描かれた鮮やかな色や圧倒される迫力の墨絵など驚きの連続です。
特に驚いたのは、オランダ国王に送られた「墨梅図屏風」です。
約100年まえに描かれたものなのに保存状態が素晴らしく良く、大切に保管されていたことが金の輝きから
うかがえるものでした。
金箔を3枚重ねた金地は金色に輝き、そのうえに墨で大胆に描かれた梅の木。
金地と墨のコントラストが素晴らしく、また大胆に描かれた梅は圧倒される美しさでした。
当時、オランダの人たちは西洋絵画と全く違うこの屏風絵に驚いたに違いありません。
なぜなら、現代に生きる日本人の私がとても驚いたからです!
この他にも出産の時に部屋を清めるために用いられた「白絵屏風」や、各地に散らばった「祇園祭礼図」や「麝香猫図屏風」を対でみることができたりと見所満載です。
大阪市立美術館で12月16日まで行われています。是非、機会があればご覧になってください。